JR姫新線の概要
姫新線は兵庫県姫路駅から岡山県新見駅を結ぶJR西日本の地方交通線で、路線距離は約158.1km・駅数は36駅に及びます。全線単線・非電化で、沿線は姫路側の都市近郊区間から津山盆地を経て中国山地の山間部へと変化し、温泉地や高原へのアクセス路線としての役割も持ちます。
今回は12月の姫新線全線走破を目的に乗車しました。
姫路駅を出発
まず最初に乗車したのが、姫路駅9:46発播磨新宮ゆきです。

姫新線の特徴と区間分け
姫新線は地形・利用実態で大きく3つの区間に分けて考えると分かりやすいです。下の表は各区間の性格を簡潔にまとめたものです。
- 姫路〜佐用 姫路駅接続、通勤利用が中心。とくに姫路ー播磨新宮間は1時間に1-2本運行されています。播磨新宮ー作用もしくは上月までの列車もありますが、多くは播磨新宮で乗り換えとなり、播磨新宮発ー作用もしくは上月ゆきとなります。
- 佐用〜津山 津山盆地をつらぬく中距離区間。津山盆地の田園風景が広がります。作用もしくは上月ー津山間の運行となります。列車本数は少なく数時間列車が来ない時間帯もあります。
- 津山〜新見 中国山地の山間部を走行します。やはり数時間列車が来ない時間帯があります。
播磨新宮駅で乗り換え
播磨新宮駅の到着しました。数分の接続で次は作用ゆき列車に乗車します。

ここからは1両編成の列車となります。姫新線では120系・122系・127系の気動車(ディーゼル車)が中心に運用されています。比較的新しい車両で快適な乗り心地です。全線でワンマン運転となっています。
作用駅に到着
列車は作用駅に到着しました。ここで約15分に待ち合わせで津山行きに乗りかえます。2回目の乗りかえとなります。

この作用駅は陰陽連絡の要となり「智頭急行」との乗り換えができます。
かつて、大阪方面から鳥取方面を結ぶ列車は、福知山線経由・播但線経由とこの姫新線⇒因美線のルートを走っていました。この姫新線ルートは急行「みささ」がありました。
智頭急行が開通してからは、山陽線上郡⇒(智頭急行)⇒作用⇒智頭⇒(因美線)鳥取が最速ルートになりました。
津山駅に到着
津山駅に到着しました。姫路駅から2回の乗りかえで約2時間15分かかりました。

津山駅は旧:美作(みまさか)の国の中心地で津山城の城下町として、この地方の中心ととして発展しました。
姫路からのこの姫新線をはじめ、岡山からの津山線、鳥取からの因美線も合流し、交通の要となっています。下の写真は津山運転区です。旧:国鉄時代の塗装が施された列車もありなかなか楽しいです。


津山駅を一歩出ると駅前広場に蒸気機関車(C11)が展示されていました。


津山駅を出発 さらに西へ
津山駅で約50分の待ち合わせで、新見ゆき列車に乗車しました。

車両はキハ120系です。ここからは中国山地に入っていきます。したの写真は富原ー刑部間の前面車窓です。姫路から津山までずっと晴れで積雪は見られませんでしたが、ここの区間は線路わきに積雪がありました。

新見駅に到着
列車は津山から約1時間40分で終点:新見駅に到着しました。

新見駅は伯備線と接続しています。電化区間なので架線があり、姫新線の様子とはずいぶん違う雰囲気です。
まとめ
姫新線は都市近郊の利便性と中国山地の自然・観光資源をつなぐローカル線です。通勤利用が多い姫路寄りと、観光や地域輸送が中心の山間部とで表情が大きく変わるため、目的に合わせた区間選びと時刻表確認が旅を快適にします。


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