【和歌山電鐵貴志川線】猫駅長がつないだ絆は永遠に。和歌山電鐵で出会う風景と想い出。

私鉄線

和歌山電鐵貴志川線について

和歌山電鐵貴志川線は、JR和歌山駅から終点の貴志駅までを結ぶ全長約14.3km(所要時間約30分)のローカル線で、ユニークな電車と「ネコ駅長」の存在で全国的に知られる路線です。
写真は和歌山駅の改札の様子です。

和歌山電鐵貴志川線 和歌山駅改札


有人駅は和歌山駅・伊太祁曽駅・貴志駅の3駅のみで、地域の足として通勤通学に利用される一方、観光客にも人気です。沿線には日前宮・竈山神社・伊太祁曽神社といった由緒ある神社があり、「三社参り」の交通手段としても歴史的役割を担ってきました。

和歌山駅を出発するシーンです。
和歌山電鐵は大正5年に山東軽便鉄道として開業し、昭和8年に貴志駅まで延伸・全線電化。南海電鉄の運営終了後、2006年4月1日から岡山電気軌道が設立した和歌山電鐵が継承して今日に至っています。

和歌山電鐵貴志川線の車両【たまでんしゃ】を紹介

今回乗車した「たまでんしゃ」です。鉄道デザインで有名な水戸岡鋭治氏がデザインした電車で、特徴である木を基調とした温かみのあるデザインです。和歌山電鐵を普段から利用している方々はいつも乗ることができるのが少々うらやましくもあります。

和歌山電鐵貴志川線の車窓

車窓からは、四季折々に表情を変える紀の川流域の田園風景が広がります。春には菜の花や桜、夏は青々とした稲田、秋には黄金色の稲穂、冬には澄んだ空気の中に広がる里山の景色が楽しめます。途中駅からは地元の生活感が漂い、農村部を走る電車ならではの穏やかな時間を感じられるのも魅力です。
写真は9月下旬のものです。

和歌山電鐵貴志川線 車窓

貴志駅に到着します。終点の貴志駅では、駅舎そのものが猫をモチーフにしたユニークな建物です。

和歌山電鐵貴志川線 貴志駅について(にたま(前駅長)紹介)

貴志駅の様子です。駅舎は写真のとおりネコをデザインしたものです。駅の中(プラットホーム)には右端の写真のように「たま大明神」があり、初代ネコ駅長の「故・たま」を祭ってあります。

先日亡くなった二代目駅長「ニタマ」さんです。訪問時はお昼時で休憩されていました。

この路線を全国的に有名にしたのが「たま駅長」の存在です。2007年に就任した初代たま駅長は、愛らしい姿で観光客を呼び込み、路線存続に大きく貢献しました。その功績は経済効果11億円とも試算されるほどです。2015年に「たま」が亡くなった後は、後継として「ニタマ」が二代目駅長に就任。さらに伊太祁曽駅には「よんたま」、最近では「ごたま」といった仲間たちも加わり、今も多くの人々に癒しを届けています。

次の貴志駅長にはどのネコがなるんでしょうか? ネコ駅長についてをご覧ください。

和歌山電鐵 貴志駅 カフェ

駅舎内のカフェではネコ関連のグッズの販売や軽食がとれるカフェがあります。

復路は「うめぼし電車」に乗りました。

貴志川線には「たま電車」「いちご電車」「うめ星電車」「チャギントン電車」など、個性的なデザインの車両が走っています。車内には遊び心あふれる装飾が施され、乗るだけで特別な体験になります。

和歌山電鐵は、単なる移動手段ではなく「旅そのものを楽しむ鉄道」。田園風景と神社参り、そしてネコ駅長との出会いが、訪れる人に忘れられない時間を届けてくれます。
ぜひおこしください!

★お役立ち情報★

◎和歌山電鐵に乗車される場合は、「一日乗車券」がお得です。シンプルに終点貴志駅まで往復する場合でも安くなります。(普通切符片道410円(往復820円)・往復乗車券800円)途中下車・乗車をすればさらにお得になります。なお交通系ICカードは使えません。現金のみ使えます。
◎おおよそ1時間に2本運行されているので、途中下車などしても長時間待つことは少ないと思います。
◎終点の貴志駅近辺には飲食店があまりありません。本文でもご紹介した貴志駅舎内のカフェであれば軽食がいただけます。しっかり食べたいとなれば和歌山駅まで戻ってくることになると思います。

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