JR阪和線の支線で、鳳駅〜東羽衣駅のわずか1.7kmを結ぶ単線区間。途中駅はなく、1駅だけの超短距離路線です。 ⇒JR阪和線の記事はこちら
🛤 羽衣支線(羽衣線)とは?|路線概要
- 路線距離:1.7km
- 駅数:2駅(鳳・東羽衣)途中なし
- 運行本数:日中は約15分間隔で運転(需要は意外と高い)
- 使用車両:225系5100番台(4両)
南海本線の羽衣駅と接続しており、JRと南海をつなぐ重要な乗換ルートとして機能しています。

🕰 羽衣支線の歴史【なぜ“1駅だけ”の支線が生まれたのか?】
羽衣支線は、阪和線の前身である阪和電気鉄道の開業時(1929年)から存在する歴史ある路線です。
■ 開業の目的は「浜寺海岸への行楽輸送」
当時、浜寺海岸は大阪近郊の大人気行楽地。
阪和電気鉄道は南海電鉄に対抗し、浜寺海岸へのアクセス路線として支線を建設しました。
■ 国有化と駅名の変遷
- 阪和電鉄 → 南海に吸収(1940年)
- その後、国有化され「阪和線」に
- 支線の駅名は「阪和浜寺」→「山手羽衣」→「東羽衣」へ改称
現在は南海羽衣駅と連絡通路「天女のこみち」で接続し、乗換がスムーズになっています。
✨ 羽衣支線の魅力|“短いのに濃い”ミニ路線の楽しみ方
① わずか2分半の“超ショートトリップ”
鳳〜東羽衣は約2分30秒で到着。
しかし、短い中にも「支線らしい独立感」があり、鉄道ファンに人気です。
② JRと南海をつなぐ“乗換の要”
東羽衣駅は南海本線・羽衣駅と接続。
関空方面・難波方面への乗換が便利で、地域の生活路線としての価値が高い。
③短距離ゆえの“盲腸線感”が楽しい
鉄道ファンの間では「盲腸線」と呼ばれ、
乗りつぶしの達成感が高い路線として人気です。


👀 おすすめの車窓ポイント
羽衣支線は短いながら、高架を登るダイナミックな動きが楽しめます。
■ 鳳駅発車直後の“高架上昇”
発車するとすぐに高架を登り、阪和線本線から離れていく様子がよく見える。

■ 南海本線の高架が並走
東羽衣駅手前では、南海本線の高架橋がほぼ同じ高さで並ぶという珍しい光景が見られます。
⇒南海電鉄南海本線の記事はこちら

📍 沿線・周辺のおすすめスポット
■ 浜寺公園【徒歩圏10分程度】
羽衣支線が作られた“原点”とも言える行楽地。
松林が美しい歴史ある公園で、海水浴場としても人気でした。
■ 南海羽衣駅周辺の商店街
ローカルな飲食店が多く、乗換ついでに立ち寄りやすい。
🚉 羽衣支線の乗車のポイント
- 所要時間:約2分半
- 日中は15分間隔で運転
- 車両は4両編成で、混雑は比較的少なめ
- 鳳駅の5番ホームから発車(阪和線本線とは別ホーム)
✍️ まとめ:羽衣支線は“短いけれど歴史が深い”魅力的な支線
羽衣支線は、 浜寺海岸への行楽輸送 → 南海との競争 → 国有化 → 現代の生活路線 というドラマを背負った、非常に個性的なミニ支線。
短距離ながら、歴史・駅構造・南海との接続など、鉄道ファンが楽しめる要素がぎゅっと詰まっています。

コメント