三重県伊賀市を走る「伊賀鉄道伊賀線(忍者線)」は、伊賀上野駅から伊賀神戸駅までを結ぶ全長16.6kmのローカル線です。沿線には城下町の風情が残り、忍者の里らしいユニークな車両デザインでも知られています。この記事では、伊賀鉄道の歴史、運行ダイヤ、車両、そしておすすめの車窓ポイントをまとめて紹介します。
伊賀鉄道の歴史

伊賀鉄道のルーツは1916年、伊賀軌道として上野駅(現・伊賀上野)〜上野町(現・上野市)が開業したことに始まります。その後、1922年に現在の伊賀神戸まで全通し、戦時統合を経て近畿日本鉄道の路線となりました。2007年に近鉄から経営分離され、現在は伊賀市が線路を所有し、伊賀鉄道が運行する「上下分離方式」の鉄道として地域交通を担っています。
写真は伊賀上野駅の駅舎です。JR関西本線の駅舎でもあります。
伊賀鉄道の運行ダイヤ・車両について
平日は上り・下りともに1日35本、休日は34本が運行されています。日中は概ね30分間隔で、通勤・通学時間帯は増発されるシンプルで使いやすいダイヤです。


現在の主力は、元近鉄車両を改造した200系電車で、青・ピンク・緑などの「忍者ラッピング」が施されています。伊賀市の観光イメージと結びついたデザインで、外観だけでなく車内にも忍者モチーフが散りばめられ、乗るだけで旅気分が高まります。
途中の上野市駅です。伊賀忍者がお出迎え!


おすすめの車窓ポイント
伊賀鉄道の魅力は、短い区間に変化のある景色が詰まっていることです。
◎上野市〜広小路:城下町の雰囲気が色濃く、伊賀上野城の石垣が見えることも。
◎桑町〜四十九:住宅地から田園風景へと移り変わる“ローカル線らしさ”が味わえる区間。
◎比土〜伊賀神戸:木津川を渡る開放的な景色が広がり、旅の締めくくりにぴったり。



終点の伊賀神戸駅です。近鉄大阪線と接続しています。一部の近鉄の特急も停車します。
伊賀鉄道は、歴史ある街並みとローカル線の温かさを同時に楽しめる貴重な路線です。忍者列車に揺られながら、16.6kmの小さな旅に出てみてはいかがでしょうか。
★お役立ち情報★
伊賀鉄道の始発:伊賀上野駅と終点の伊賀神戸駅周辺は静かな場所であまり店舗等はありません。
この沿線の中心的な場所は上野市駅です。江戸時代から城下町として発展してきました。ここに来る場合は近鉄:伊賀神戸駅から乗り換えるのがおすすめです。⇒近鉄大阪線


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