(名古屋の穴場路線)上飯田線の歴史と車両、路線の見どころを紹介!【名古屋市営地下鉄上飯田線】

お知らせ

名古屋市営地下鉄の中でも、最も短い路線として知られる「上飯田線」。上飯田駅から平安通駅までわずか0.8kmというミニ路線ですが、名鉄小牧線との相互直通運転により、名古屋北部の重要な交通の結節点として機能しています。本記事では、上飯田線の歴史、使用車両、そして沿線の見どころをまとめて紹介します。

平安通駅です。
名城線と接続し、栄方面へのアクセスが便利。乗り換えの動線もスムーズです。

上飯田線は、2003年(平成15年)3月に開業しました。もともと名鉄小牧線の延伸計画の一部として構想された「上飯田連絡線」のうち、上飯田〜平安通間を名古屋市交通局が担当した形です。開業と同時に名鉄小牧線との相互直通運転が始まり、小牧方面から名古屋市中心部へのアクセスが大幅に向上しました。
路線距離は短いものの、地域の交通利便性を高める役割は大きく、名古屋市北区の生活路線として定着しています。

ところで、なぜこのようなわずか一区間だけの地下鉄線となったのでしょうか?
名鉄小牧線上飯田駅と名古屋都心を結んでいた市電御成線は昭和46年に廃止され、その後は上飯田〜平安通間約1kmを徒歩やバスで乗り継ぐ不便な状況が続きました。

北部地域の連絡改善は長年の課題となり、国の審議会で地下鉄7号線構想や第三セクター方式による整備が提案されました。
その結果、平成6年に上飯田連絡線株式会社が設立され、免許取得後に工事が開始。震災や豪雨などの困難を経て、平成15年に上飯田連絡線(現・上飯田線)が開業しました。

上飯田駅を出発する犬山ゆき普通電車です。日中は15分間隔で、朝夕は7分半間隔になる時間帯もあります。
使用車両は名古屋市交通局7000系、名鉄300系が主力車両として運行されています。(写真は名鉄300系です)編成両数は4両固定となっています。
この300系は、地下鉄直通に対応するために設計された“専用車両”で、名古屋市交通局7000形と同じく上飯田連絡線を走るための特別仕様を備えています。
名鉄初のステンレス車両を採用し、座席は転換クロスシートも混じったセミクロスシートとなっています。

上飯田駅周辺です。左の写真の建物の裏側に上飯田バスターミナルがあります。
地下鉄上飯田線が開業する前は、ここから右の写真の道の方向へ徒歩約10分もしくはバスに乗って地下鉄名城線の平安通駅まで行く必要がありました。
現在は鉄道の始発駅の雰囲気はなく、商店街や住宅街が広がり、名古屋北部の生活感ある街並みを楽しめます。
この路線は名鉄小牧線方面へ直通しているので、小牧市の中心部や、航空自衛隊小牧基地、さらには犬山方面への観光にもつながります。
短い路線ながら、名古屋北部の交通を支える重要な役割を担っていることがよくわかります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました