
名古屋市営地下鉄名港線(めいこうせん)は、金山駅から名古屋港駅までを結ぶ全長約6kmの短距離路線で、名古屋市南部の港エリアを支える重要な交通インフラです。路線記号は「E」、ラインカラーは紫(藤色)地に白の一本線、駅数は7駅とコンパクトながら、名古屋港水族館へのアクセス路線として観光客にも利用されています。
名古屋港駅の地上出入口です。写真手前方向が名古屋港水族館などがあるエリアです。
名港線の歴史は1971年3月29日に金山ー名古屋港が開業し、当初は名城線の一部として運行されていました。その後、2004年10月6日に名城線が環状運転を開始したタイミングで、金山〜名古屋港間が独立し、現在の「名港線」として再編されました。路線名の「名港」は、終点の名古屋港に由来しています。

名古屋港駅に到着する電車です。
運行ダイヤは比較的シンプルで、日中はおおむね10分間隔、朝夕のラッシュ時には本数が増え、通勤・通学にも対応した運行体系となっています。全区間が複線で、最高速度は65km/hと地下鉄として標準的な性能を持ちます。
名港線は名城線と同じ2000形車両が使用され、薄紫色のラインカラーが統一感を演出しています。

名古屋港水族館と南極観測船として活躍していた(現在は引退)「ふじ」です。
名港線の沿線は港区役所、東海通、築地口など、名古屋港周辺の生活圏を支える拠点があります。終点の名古屋港駅は、名古屋港水族館やガーデンふ頭への玄関口で、観光利用が多いのも特徴的です。また、路線距離が短いため、全線乗車しても10分程度と気軽に乗り通せるのも魅力のひとつです。


金山駅の写真です。
金山駅では2面4線の内側線に入り、新瑞橋駅方面からの名城線と合流します。
線内折り返し運転を行う時間帯では、金山駅に終着した名港線電車は金山駅の東別院寄りの引上線に入った後、おおむね金山駅1番線に到着する名城線左回りまたは新瑞橋行き電車に合わせて2番線に同時入線します。
写真は金山駅のコンコースです。写真左奥が地下鉄乗り場への階段・エスカレーターです。
金山駅では名城線・JR・名鉄と接続し、市内外への乗り換えがスムーズなのも大きな魅力です。

★お役立ち情報★
名港線は名古屋市港区の地域に密着した路線ですが、終点の名古屋港は観光地としても魅力があります。そのなかでも名古屋港水族館はいいですね。
名古屋港水族館は入館料が、高校生以上が2030円、小中学生が1010円、幼児が500円となっています。また、周辺にある、南極観測船ふじ・名古屋港ポートビル展望室・名古屋海洋博物館と共通の入場券は高校生以上が2440円、小中学生が1210円、幼児が500円となっています。4つの施設を単独で購入するより500程度お得になります。


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