この記事でわかること
- 神戸ポートライナーとはどんな路線なのか
- なぜポートライナーが造られたのか
- ポートライナーの歴史とポートアイランドとの関係
- 三宮から神戸空港までの路線と所要時間
- 普段ポートライナーを利用しない人にもおすすめしたい魅力
- ポートライナーに乗るなら注目したい車窓
神戸ポートライナーは「港町神戸の魅力を楽しむことができる路線」です
神戸ポートライナーの魅力は、神戸の中心部・三宮から海を渡り、ポートアイランド、さらに神戸空港までを結ぶ独特の車窓と、新交通システムならではの乗車体験にあります。
普段、神戸を訪れる人にとっては「神戸空港へ行くための交通手段」という印象が強いかもしれません。
しかし実際に乗ってみると、ポートライナーはそれだけの路線ではありません。高架線を走る列車からは、神戸の街並みや港、ポートアイランドの街並みを眺めることができます。
さらに、1981年に開業したポートライナーは、日本初の新交通システムとして登場した歴史を持っています。
鉄道好きならもちろん、普段鉄道にあまり乗らない人でも、「ちょっと変わった神戸の移動」を楽しめる路線です。
そもそも神戸ポートライナーとは?
神戸ポートライナーは、神戸新交通が運営するポートアイランド線の愛称です。
三宮駅を起点に、ポートアイランドを経由して神戸空港駅までとポートアイランド内を一周する路線で構成されています。
三宮~神戸空港間は約18分。
神戸の中心部から空港まで、非常にスムーズに移動できる路線です。

ポートライナー最大の特徴は「新交通システム」
普通の鉄道とは少し違う?運転士も車掌もいない!
ポートライナーを初めて見る人が驚くのが、一般的な鉄道とは少し違う構造です。
ポートライナーは「新交通システム」と呼ばれる交通機関。新交通システムは電気を使い、コンピューターによって無人運転を行う交通システムです。
つまり、運転士が前方の運転台から列車を操作する一般的な鉄道とは異なります。
高架上を走るポートライナーの先頭車両に乗れば、通常の鉄道とは違った感覚で前面展望を楽しめるのもポイントです。

「無人運転の列車」に乗る楽しさ
ポートライナーでは、運転士が乗務していない状態で列車が走行します。
そのため先頭車両に乗ると、「まるで自分が列車を運転しているような感覚」を味わえるのが魅力です。
特にカーブや分岐、高架区間では、一般的な鉄道とは違う視点から神戸の街を見ることができます。
鉄道ファンだけでなく、子どもから大人まで楽しめるポイントです。
ポートライナーはなぜ造られたのか?
ポートライナーを理解するうえで欠かせないのが、ポートアイランドの誕生です。
神戸市は1966年にポートアイランドの建設に着手しました。そして1981年、ポートアイランドが完成。
同じ1981年には「ポートピア’81」が開催され、神戸新交通ポートライナーも三宮~ポートアイランド間で開業しました。
つまり、ポートライナーは、新しく造られた人工島と神戸の中心部を結ぶ交通機関として誕生した路線なのです。

1981年開業!日本初の新交通システム
ポートライナーは1981年2月5日に開業。
当時のポートアイランドは、新しく開発された人工島。
神戸大橋によって本土と結ばれていましたが、将来的な輸送需要を考えると、バスだけでは対応が難しいと考えられました。
一方で、当時想定されたポートアイランドの人口規模では、通常の鉄道では輸送力が大きすぎる。
そこで、鉄道とバスの中間的な交通機関として新交通システムが導入されたという経緯があります。
ポートライナーは神戸空港まで延伸
開業当初のポートライナーは、三宮とポートアイランドを結ぶ路線でした。
その後、路線が延伸されます。
2006年2月2日、神戸空港の開港に合わせて、市民広場~神戸空港間が開業。そして2006年2月16日に神戸空港が開港しました。
これによってポートライナーは、三宮~ポートアイランド~神戸空港という現在の役割を持つ路線へと発展しました。
現在では神戸空港へのアクセス路線として、多くの人に利用されています。

実際に乗って感じたい「ポートライナーの魅力」
魅力① 高架から神戸の街を眺められる
ポートライナーの大きな魅力が、高架線から眺める神戸の街並みです。三宮を出発すると、神戸の市街地を離れながらポートアイランドへ向かいます。
やがて周囲の景色が変化し、
市街地
→ 港
→ 人工島
→ ウォーターフロント
→ 神戸空港
という神戸らしい景色を楽しめます。

魅力② ポートアイランドの街並みを楽しめる
ポートライナーに乗っていると、ポートアイランドの独特な街並みを見ることができます。
ポートアイランドには、企業や大学、医療機関などが集まり、現在では神戸の重要な都市機能を担うエリアとなっています。
特に市民広場周辺では、コンベンション施設なども集まっています。
「人工島に造られた新しい都市を、高架から眺めながら走る」というところも、ポートライナーならではの魅力です。

魅力③ 神戸空港へのアクセスが便利
ポートライナーは現在、神戸空港へのアクセス路線としても重要な役割を担っています。三宮から神戸空港までの所要時間は約18分。

さらに神戸空港駅は、旅客ターミナルビルの2階出発ロビーと直結しています。

飛行機を利用するときはもちろん、
「神戸空港を見に行くためにポートライナーに乗る」
という楽しみ方もできます。
空港の展望デッキからは、飛行機だけでなく神戸市街地や六甲山方面の景色も楽しめます。

魅力④ 「北埠頭方面」に乗ってみるのも面白い
ポートライナーには、神戸空港方面だけではありません。
市民広場から分岐して、
南公園
↓
中埠頭
↓
北埠頭
へ向かうルートがあります。
神戸空港へ向かう列車とは違う方向へ進むため、初めて乗る人にはこちらもおすすめです。
特に「ポートライナーを乗りつぶしてみたい」という鉄道ファンなら、神戸空港方面だけでなく北埠頭方面も含めて乗車したくなります。
実際に乗るなら「車窓」に注目
ポートライナーに乗車したら、ぜひ意識したいのが車窓です。
三宮~ポートアイランド
三宮のビル群を眺めながら、徐々に神戸の中心部を離れていきます。
ポートアイランド周辺
人工島ならではの計画的な街並みが広がります。
道路や建物の配置も、地上を走る鉄道沿線とは違った印象です。

市民広場~神戸空港
ポートアイランドの中心部からさらに南へ進み、医療センター、計算科学センターを経て神戸空港へ。
高架から眺める景色の変化が、ポートライナーの乗車を楽しむポイントです。

こんな人にポートライナーがおすすめ
- 神戸空港を利用する人 三宮から神戸空港まで約18分。空港アクセスとして便利な路線です。
- 鉄道が好きな人 日本初の新交通システムという歴史があり、一般的な鉄道とは違った乗車体験ができます。
- 神戸の街を眺めたい人 高架線から神戸の市街地、港、空港、人工島の景色を楽しめます。
- 普段とは違う乗り物に乗ってみたい人 「運転士がいない列車」というだけでも、普段の鉄道とは違った体験になります。
まとめ|ポートライナーに乗って「神戸の未来都市」を見に行こう
神戸ポートライナーは、神戸空港へ向かうためだけの交通機関ではありません。
1981年に日本初の新交通システムとして誕生し、ポートアイランドの発展を支え、現在は神戸空港までを結ぶ路線へ成長した歴史ある交通機関です。
そして実際に乗ってみると、
- 高架から眺める神戸の街
- 港の風景
- 人工島・ポートアイランドの街並み
- 無人運転ならではの乗車感覚
- 神戸空港へ向かう車窓
など、さまざまな楽しみがあります。
神戸を訪れた際、いつもJRや阪急、阪神だけを利用しているなら、ぜひ一度ポートライナーにも乗ってみてください。
関連する鉄道の情報はこちら
▶JR神戸線(東海道本線)の情報 ▶阪急神戸線の情報 ▶阪神電車(阪神本線)の情報
▶神戸市営地下鉄(山手線)の情報 ▶神戸市営地下鉄(湾岸線)の情報
▶神戸高速鉄道の情報


コメント