【JR山陰本線(京都ー城崎温泉)】京都発の“ちょっと贅沢なローカル線旅”

福知山駅に停車する「こうのとり号」「はしだて号」 JR

路線概要

JR山陰本線(京都〜城崎温泉間)は、京都府から兵庫県北部へと日本海側へ抜ける約150kmのローカル色豊かな路線です。
京都の都市部を出発し、亀岡の田園、保津峡の渓谷、美山・丹波の山里、そして但馬の温泉地へと、風景が劇的に変化するのが最大の魅力です。
特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」などが走り、観光路線としても人気が高い区間です。

歴史

  • 1897年:京都〜嵯峨(現在の嵯峨嵐山)間が開業
  • 1904年:福知山〜綾部間が開通 ※大阪ー舞鶴間の一部として開業
  • 1910年:園部ー綾部間が開業
  • 1912年:出雲市まで延伸し、山陰本線としての骨格が完成
    京都と日本海側を結ぶ重要な鉄道路線として発展し、現在も地域の生活路線でありながら観光需要も高い区間として親しまれています。

路線の特徴・おすすめの車窓

山陰本線の起点:京都駅です。写真は城崎温泉駅ゆきの「きのさき」号です。

京都駅に停車する特急きのさき号

京都駅の西端の31・32・33番のりばが山陰本線(嵯峨野線)の乗り場になっています。

京都から途中の園部駅までは「嵯峨野線」という愛称で呼ばれています。
この区間では毎時快速1本・普通4本の電車が運行されています。写真は普通:園部ゆきです。

京都駅に停車する普通園部ゆき

京都駅を出発すると、しばらくは単線区間となります。この区間は山陰本線(嵯峨野線)のボトルネックとなっていて、これ以上の列車増は難しい状況です。もちろん京都駅まで完全に複線化したいのですが、東海道本線(JR京都線)の横を走行し、線路の外側もすぐ近くまで建物があるので線増ができない状況です。その様子を動画でごらんください。

京都駅を出発すると、京都鉄道博物館(元の梅小路蒸気機関車館)の最寄りの駅となる梅小路京都西駅、丹波口と続いて、その次が二条駅となります。次の写真が二条駅の様子です。

京都市営地下鉄東西線と乗り換えができます。二条城も近くにあります。⇒二条城の情報はこちら

二条駅を出発すると線路は西方面に向きをかえて、山がせまってくると嵯峨嵐山駅に到着します。嵐山観光の拠点となる駅です。普通電車は毎時1本がこの駅までとなっています。

この駅で嵯峨野観光鉄道(トロッコ列車)に乗りかえることができます。⇒くわしくは、嵯峨野観光鉄道についてを参照してください。

嵯峨嵐山駅を出発すると、トンネルと橋が連続する区間となります。この区間は京都〜亀岡間にある最大のハイライト。
トンネルと鉄橋が連続し、深い渓谷を縫うように走るスリリングな区間です。
春の新緑、秋の紅葉は特に美しいです。

トンネル区間をぬけると、馬堀駅をとおります。この駅は嵯峨野観光鉄道「トロッコ亀岡駅」の最寄りの駅となります。この駅まで来てトロッコ列車に乗車するか、保津川下りの船に乗船するというのが観光ルートとなっています。

JR山陰本線(嵯峨野線)馬堀駅


写真は夏の深い緑につつまれた馬堀ー亀岡間の車窓です。

JR山陰本線(嵯峨野線)馬堀ー亀岡間車窓

丹波の広い空と田園が広がり、のどかなローカル線の雰囲気を味わえます。

路線は亀岡から園部まで進むと、近郊区間(いわゆる嵯峨野線区間)が終わります。そして綾部駅までくると、舞鶴線と合流します。綾部駅の写真です。⇒舞鶴線(さらにその先の小浜線)についてはこちら

綾部駅に停車する福知山ゆき電車

綾部をすぎると広い福知山盆地を快走し福知山駅に到着します。

この駅には大阪方面からの福知山線が合流します。福知山線から特急「こうのとり」が合流し、城崎温泉を目指します。
福知山線(JR宝塚線)について

さらに北近畿タンゴ鉄道宮福線の起点となっていて、宮津・天橋立方面に行くことができます。
北近畿タンゴ鉄道宮福線について

福知山駅を出発すると、京都府・兵庫県の県境の山間部に入り、それをぬけると和田山駅に到着します。

和田山駅から兵庫県に入ります。この駅で姫路からの播但線と合流します。
播但線について

和田山駅から城崎温泉駅までは円山川沿いを走行します。川沿いをゆったり走る癒しの車窓です。

列車は豊岡駅に到着します。

この駅からは北近畿タンゴ鉄道宮豊線が運行されています。⇒北近畿タンゴ鉄道宮豊線について

豊岡駅を出発すると2駅目が城崎温泉駅です。

城崎温泉駅に停車するこうのとり号

今回の乗車はここまでです。続きはこちらをごらんください。⇒【JR山陰本線(城崎温泉ー鳥取)】

まとめ

JR山陰本線(京都〜城崎温泉)は、
「都市・渓谷・山里・川・温泉」
という日本の魅力をすべて詰め込んだような路線です。
特急で快適に、普通列車でのんびりと、どちらの旅も楽しめる懐の深さがあり、沿線には観光地も豊富。
京都発の“ちょっと贅沢なローカル線旅”として、初心者にも鉄道好きにもおすすめできる路線です。

★おすすめ情報★

🏯 ① 亀岡(亀岡城跡保津川下り
京都からすぐの観光地。保津川下りと嵯峨野トロッコ列車の乗り継ぎも人気。
🏞 ② 園部(るり渓温泉
自然豊かな温泉リゾート。日帰りでも宿泊でも楽しめます。
🏘 ③ 綾部(あやべ温泉・里山の風景)
静かな里山の町。のんびり散策にぴったり。
🏯 ④ 福知山(福知山城
明智光秀ゆかりの城下町。駅から徒歩圏内で観光しやすい。
🦀 ⑤ 豊岡(コウノトリの郷公園
コウノトリの保護で有名。自然と共生する町の姿が魅力。
♨ ⑥ 城崎温泉(外湯めぐり)
山陰本線旅のゴールに最適。7つの外湯めぐりは必体験。

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