【JR参宮線(多気ー鳥羽)・快速みえ乗車記】伊勢神宮・鳥羽へ鳥羽湾沿いを走るJR路線

松阪駅に停車する快速みえ7号 JR

JR参宮線とは?多気から鳥羽を結ぶ鉄道路線

「参宮線」とあるように、伊勢神宮への参詣路線として建設された路線です。1893年(明治26年)から1911年(明治44年)にかけて開業しました。
もともと亀山駅 – 鳥羽駅間が参宮線とされ、紀勢本線が全通した1959年に参宮線は多気駅 – 鳥羽駅間に変更されました。

開業当初は幹線なみの扱いだったが、1959年の近畿日本鉄道(近鉄)名古屋線と山田線の軌間統一による近鉄での直通運転の開始や、さらに1970年の近鉄鳥羽線の開業によって乗客は激減し、ローカル線の様相となっています。

松阪駅から快速「みえ」に乗車

今回は近鉄四日市駅から参宮線に乗車するために、JRと近鉄が乗り換えしやすい松阪駅から乗車しました。

松阪駅はJRと近鉄の共同駅となっていて、下の写真のようにJRと近鉄の間には改札がなく、普通にこ線橋でつながっていて、そのまま乗り換えができます。

JR松阪駅構内の跨線橋

1年に1回しか見ることができない特急に出会いました!

乗車予定の快速みえ7号は松阪を12:47発だったのですが、その前の12:34に臨時特急「熊野大花火」1号熊野市ゆきが発車していきました。正直予想外の列車の登場におどろきました!使用車両は「ひだ」「南紀」に使用されるHC85系でした。

松阪駅に停車する「熊野大花火1号」熊野市ゆき 前面

熊野大花火号の側面行先表示板です。

熊野大花火号の側面行先表示

松阪駅を出発する様子を動画で撮影しました。

快速みえ号に乗車しました

松阪駅の駅名標

「熊野大花火号」が発車した後しばらくして、快速みえ7号鳥羽ゆきが松阪駅に接近してきました。

使用車両はキハ75系です。2両編成で到着しました。

快速みえ号は松阪を出発すると次の停車駅は多気です。多気までは紀勢本線を走行し、多気から先が参宮線となります。

JR紀勢本線・参宮線多気駅構内

多気は紀勢本線との分岐駅で交通の要衝ですが、大きな市街地があるわけではなく、下の写真のように駅周辺は田園地帯が広がります。参宮線の0キロポストも見えています。

JR紀勢本線・参宮線多気駅周辺の風景

多気を出発すると、しばらくは田園地帯が続きます。そして次の停車駅である伊勢市の手前の宮川駅-山田上口駅間で宮川を渡ります。伊勢神宮関連で欠かせない川で美しい川です。

JR参宮線 宮川ー山田上口間の宮川の車窓

宮川を渡り山田上口駅を通過すると次の駅が伊勢市駅です。伊勢神宮への玄関口です。正確にいうと外宮(げくう)の最寄り駅となっていて、内宮(ないくう)は近鉄の宇治山田駅が最寄り駅となります。

ちなみに「伊勢神宮」とは通称で、正式には「神宮」という名称です。場所等の名前がつきません。神社の総本山のような位置づけです。⇒神宮(通称:伊勢神宮)の情報

JR参宮線伊勢市駅ホーム

伊勢市駅は広めのヤードがあり、列車が留置されています。かつては日本全国から伊勢市ゆきの列車が運行されていたそうです。2016年3月までは伊勢車両区が置かれていました。

伊勢市を出発すると次の停車駅は二見浦(ふたみのうら)です。「夫婦岩(めおといわ)」で有名な二見浦(ふたみがうら)の最寄り駅です。⇒二見浦の情報  ⇒夫婦岩(二神輿玉神社)の情報
快速みえ号名古屋ゆきとそすれ違いました。

二見浦の次が松下駅です。快速みえ号は通過します。松下駅から次の終点:鳥羽駅までが参宮線の車窓のハイライトです。海沿いの車窓がとても美しいです。2枚連続で載せます。待ちに待った海の風景です。

JR参宮線松下ー鳥羽間車窓①

ほぼ同じところを近鉄鳥羽線が走行していますが、JR参宮線のほうが海の車窓がよく見えます。鳥羽湾の車窓を見たい方はJR参宮線がおすすめです。

JR参宮線松下ー鳥羽間車窓②

海を眺めていたら、あっという間に終点:鳥羽駅の到着しました。となりに近鉄特急しまかぜが停車していました。

鳥羽駅に停車する快速みえ号

鳥羽駅は終端駅となっています。近鉄はここから先は志摩線として賢島まで延びています。となりに停車している「しまかぜ」の車両は、時間的にみて賢島に到着後鳥羽まで回送されたようです。

ちなみにこの後賢島まで行き、折り返し京都ゆきの「しまかぜ」に乗車します。

JR参宮線鳥羽駅に停車する快速みえ号とその後ろに停車する近鉄「しまかぜ」

下の写真はJR鳥羽駅の駅舎です。鳥羽のメインのほうの駅舎は近鉄鳥羽駅のほうとなっています。

JR参宮線鳥羽駅駅舎

まとめ JR参宮線に乗車して

今回JR参宮線に乗車しました。ここ60年前から近鉄に圧倒されていて、本来ならもっと観光路線として発展していてもいいような路線なのにローカル線も雰囲気となっています。

とはいえ快速みえ号が1時間に1本運行されていて、名古屋はじめ三重県内の主要都市間の所要時間は近鉄特急とそれほど差があるわけではありません。参宮線にとって快速みえ号の存在は大きいといえます。

あとは実際乗車してみてわかったことですが、海沿いの風景はJR参宮線が一歩リードからと感じました。海の風景をみたい方には参宮線はおすすめです。

JR参宮線 松下-鳥羽間車窓③

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