埼京線は、東京の北西エリアを縦断し、都心と埼玉県を結ぶ重要路線です。通勤路線としての速達性に加え、りんかい線・相鉄線・川越線との直通運転、そして赤羽以北の荒川沿いの開放的な風景や新幹線と並走する車窓などが魅力の路線です。
線路名称上は、大崎駅 – 新宿駅 – 池袋駅間が山手線(の一部)、池袋駅 – 赤羽駅間が赤羽線、赤羽駅 – 武蔵浦和駅 – 大宮駅間が東北本線の支線(1985年開業)となっています。
なので「埼京線」という線路名称は正式にはないのです。
埼京線の概要・歴史
①開業:1985年(昭和60年)3月
東北新幹線と一体化された高架路線として大宮ー赤羽間が完成し、既存の赤羽線(赤羽ー池袋間)・川越線(大宮ー高麗川間)と「埼京線」と呼んで開業した。
②目的:混雑緩和と速達性の向上
当時混雑の激しかった東北本線の大宮ー上野間の混雑解消と池袋・新宿方面への直通運転による利便性の向上を目的に建設されました。新幹線の大宮ー上野間を高架で建設することへの見返りという側面もありました。
③運転区間の拡大
・新宿まで延長(1986年3月)
・恵比寿まで延長(1996年3月)
・大崎駅へ延伸。同時に東京臨海高速鉄道りんかい線との相互直通運転を開始(2002年12月)
・相鉄線直通列車の運転を開始(2019年11月) ⇒現在に至る
④現在の運行区間
【りんかい線】【相鉄線】からー大崎ー渋谷ー新宿ー池袋ー赤羽ー大宮ー川越
となっています。新木場・海老名(神奈川県)から川越(埼玉県)の広域に運転区間が拡大しました。
運行ダイヤの特徴
①朝夕ラッシュ時
「通勤快速」という種別の列車が運行されます。(赤羽・武蔵浦和・大宮 停車)
②日中時間帯
新木場ー川越間の快速が1時間あたり3本、各駅停車が6本(新宿ー大宮3本、新宿ー武蔵浦和3本)
というダイヤになります。武蔵浦和の始発着の列車は快速と接続しています。
③他線区の列車の乗り入れ
埼京線は他線区からの乗り入れが多いのも特徴です。
- 池袋ー大崎間 湘南新宿ラインの列車が日中1時間当たり4本乗り入れます。
- 新宿ー大崎間 成田エクスプレスが1時間あたり2本、相鉄直通列車が1時間あたり2本乗り入れます。
おすすめの車窓ポイント
まず、起点となる大崎駅です。りんかい線(新木場・お台場方面)からの列車に乗車します。

大崎駅から渋谷⇒新宿⇒池袋と山手線と並走します。この区間の複々線区間のような役割を果たし、山手線の混雑緩和に大いに貢献しています。写真は山手線から撮影した車窓です。写真右側2線が埼京線です。

次の写真は池袋ー板橋間の車窓です。池袋で山手線とわかれて走行します。写真左側には東武・東上線が並走しています。川越までの競合路線です。

赤羽を出発すると、東北新幹線(上越・北陸新幹線も含む)が大宮直前まで並走します。埼京線らしい区間といえます。

写真のように、新幹線とすれ違い、並走し、という感じで大変楽しい区間です。高架区間が続くので車窓も大変よい区間です。
次の動画は武蔵浦和駅で撮影した上越新幹線とすれちがいです。
大宮駅に近づくと、新幹線の高架下に入り地下区間に入ります。埼京線の大宮駅は地下ホームとなります。

大宮駅の到着しました。各駅停車はこの大宮までで、つづく川越線へは快速列車が乗り入れます。川越までは運行形態としては埼京線の一部として運行されています。
⇒川越線の情報はこちら



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