【阪急今津線】宝塚~西宮北口~今津を結ぶ9.3km!北線・南線の特徴と沿線の魅力を紹介

私鉄線

阪急今津線は、宝塚駅から西宮北口駅を経由して今津駅までを結ぶ、阪急電鉄の路線です。

西宮北口駅を境に、**宝塚駅~西宮北口駅の「今津北線」**と、**西宮北口駅~今津駅の「今津南線」**に分かれて運行されているのが大きな特徴です。

沿線には、宝塚大劇場のある宝塚、阪神競馬場の最寄り駅である仁川、阪急西宮ガーデンズがある西宮北口、阪神本線と接続する今津など、個性の異なる駅があります。

この記事では、実際に阪急今津線に乗車した際の写真を中心に、北線・南線それぞれの特徴や車両、沿線の見どころを紹介します。

阪急今津線とは?路線の概要

阪急今津線は、宝塚駅と今津駅を結ぶ路線です。

ただし、列車は宝塚駅から今津駅まで直通するのではなく、西宮北口駅を境に運転系統が分かれています。

阪急今津線の基本情報

阪急今津線を全線乗車する場合は、西宮北口駅で北線から南線へ乗り換える形になります。

阪急今津線の特徴は「北線」と「南線」に分かれていること

阪急今津線を理解するうえで重要なのが、西宮北口駅を境に路線の運転系統が分かれていることです。

宝塚駅ー西宮北口駅【(通称)今津北線】

宝塚駅~西宮北口駅

宝塚大劇場のある宝塚駅を出発し、宝塚南口、逆瀬川、小林、仁川、甲東園、門戸厄神を経て西宮北口へ向かいます。

住宅地や学校が多い沿線を走りながら、仁川駅では阪神競馬場へのアクセス路線としての一面も見せます。

今津南線

西宮北口駅~今津駅

西宮北口駅から阪神国道を経て今津駅へ向かう短い区間です。

こちらは3両編成の6000系によるワンマン運転が行われています。阪急電鉄によると、今津南線と甲陽線では1997年に阪急で最初のワンマン運転が始まり、対応車両として6000系3両編成が用意されました。

宝塚~西宮北口|阪急今津北線に乗車

ここからは、実際の乗車写真を中心に阪急今津線を紹介します。

まずは宝塚駅から西宮北口駅まで、今津北線に乗車します。

宝塚駅を出発!宝塚大劇場を眺めながらスタート

阪急今津線の旅は宝塚駅から始まります。

宝塚駅周辺は、宝塚歌劇の街として知られています。

宝塚歌劇は1914年に第1回公演が行われ、現在まで続く長い歴史を持っています。阪急電鉄の創業者・小林一三とも深い関係があり、阪急沿線の文化を象徴する存在の一つです。

宝塚大劇場をバックに鉄橋を渡る阪急今津線電車

宝塚駅を出発すると、ほどなく武庫川を渡ります。ここは阪急今津線を象徴する風景の一つです。

武庫川の鉄橋を渡る阪急電車の背後には、宝塚大劇場を見ることができます。

宝塚の街と阪急電車を一緒に撮影できる、今津線らしい風景です。

宝塚南口・逆瀬川・小林|落ち着いた住宅地を走る

武庫川を渡ると、列車は宝塚南口、逆瀬川、小林へと進みます。
この区間では、阪急沿線らしい落ち着いた住宅地の中を電車が走っていきます。

阪急今津線沿線には学校も多く、住宅地と鉄道が一体となった街並みを見ることができます。

こちらは小林駅に到着する阪急電車です。

駅周辺には住宅地が広がり、宝塚方面から西宮方面へ向かう日常の足として今津線が利用されていることが分かります。

小林駅に到着する今津線電車

仁川駅|阪神競馬場の最寄り駅

今津線の駅の中でも、特徴的なのが仁川駅です。

仁川駅は阪神競馬場へのアクセス駅として知られており、競馬開催時には多くの利用者で賑わいます。

仁川駅に到着する今津線宝塚ゆき電車

こちらは仁川駅に到着する宝塚ゆきの電車です。

通常の今津線では各駅停車が中心ですが、競馬開催時には普段とは異なる列車が運転されることがあります。

阪神競馬開催時には「臨時急行」が走ることも

今回の阪急今津線の記事で、ぜひ紹介したいのが仁川駅で撮影した臨時急行仁川行きです。

臨時急行仁川ゆきの写真です。2026年4月12日、ひさしぶりに大阪梅田発⇒仁川ゆきの臨時急行が運行されました。

阪急今津線仁川駅に到着した臨時急行仁川ゆき

臨時急行は阪神競馬場でG1開催時のみ運行される列車です。ここ数年は夕方の時間帯に仁川発⇒大阪梅田ゆきのみ運行されてきました。そういう意味で大阪梅田発⇒仁川ゆきは大変めずらしい運行でした。

仁川駅に到着すると、宝塚方の引き込み線に入り、折り返し回送列車として大阪梅田駅まで行く列車(再度臨時急行仁川ゆきとなる)もしくは西宮北口車庫へ戻ります。

阪急今津線仁川駅の引き込み線に入る臨時急行仁川ゆき

今回は主に5000系の6両編成の車両で運行されていました。この臨時急行の停車駅は大阪梅田・十三・塚口・仁川です。西宮北口はホームがないため通過扱い、今津線内も通過します。定期列車で今津線内の駅を通過する列車はなく、そういう意味でもめずらしい列車です。

次に仁川駅に到着する臨時急行仁川ゆきの動画をごらんください。

阪急5000系の特徴的な車内にも注目

5000系の車内で一番ユニークな場所です。
この場所は、もとは運転台があった場所でしたが、中間車両化され運転台が撤去され、さらに座席も設置されたところです。
ちょっとしたコンパートメントのようで隠れた人気エリアとなっています。
写真は優先座席(マルーン色)ですが、写真左奥には一般座席(グリーン色)があります。

阪急5000系車内

阪急5000系に乗車した際には、ぜひ探してみたい特徴的な場所です。

西宮北口駅|今津線の北線と南線が分かれる

仁川からさらに西宮方面へ進むと、西宮北口駅に到着します。


西宮北口駅に停車している宝塚行き普通

西宮北口駅は、阪急今津線を乗りつぶすうえでも重要な駅です。
ここで、

  • 宝塚方面
  • 今津方面
  • 大阪梅田方面
  • 神戸三宮方面

へ乗り換えることができます。

西宮北口駅では神戸線の大阪梅田方面・神戸三宮方面と、今津方面に乗りかえることができます。

今津線の全線を乗車する場合は、ここで列車を乗り換えます。

宝塚→西宮北口が今津北線、西宮北口→今津が今津南線です。

西宮北口駅ー今津駅【(通称)今津南線】

ここからは今津南線です。

西宮北口駅から今津駅までの区間は、今津北線とは少し違った雰囲気があります。

3両編成の6000系でワンマン運転

今津南線(西宮北口駅ー今津駅)の西宮北口駅のホームです。
3両編成6000系でワンマン運転で運行されています。
阪急電鉄の6000系は1976年に登場した
車両で、今津南線などのワンマン運転に対応した3両編成も用意されています。

短い区間を走る支線らしい、コンパクトな編成です。

西宮北口駅に停車している今津ゆき電車

今津南線は全線高架

今津駅に停車している西宮北口ゆき電車

今津南線は、西宮北口駅から今津駅まで高架区間を走ります。

北線の住宅地を走る風景とは少し違い、高架上から周囲の街並みを眺めながら進んでいきます。

今津駅で阪神本線に接続

今津駅では、阪神本線の今津駅へ乗り換えることができます。

阪急今津線を利用して阪神沿線へ向かう場合にも便利な接続駅です。

阪神電車との乗り換え通路です。
阪神今津駅では普通・急行・快速急行(時間帯により停車しない場合あり)が停車します。
阪神電車は、日中は普通・急行or快速急行が10分に一本走行していて便利です。

阪急今津駅と阪神今津駅を結ぶ連絡通路

阪急今津線沿線の見どころ

阪急今津線は短い路線ですが、沿線にはさまざまな見どころがあります。

宝塚|宝塚歌劇の街

阪急今津線の起点となる宝塚駅周辺には、宝塚大劇場をはじめ、宝塚歌劇に関連する施設があります。

宝塚歌劇は1914年に第1回公演が行われて以来、長い歴史を持つ阪急沿線を代表する文化です。

今回紹介した武庫川の鉄橋からも宝塚大劇場を見ることができます。


仁川|阪神競馬場へのアクセス駅

仁川駅は阪神競馬場の最寄り駅として知られています。

競馬開催日には普段とは違う利用者の流れが生まれ、臨時列車が運転されることもあります。

今回紹介した臨時急行仁川行きも、今津線ならではの興味深い列車です。


西宮北口|阪急西宮ガーデンズ

西宮北口駅周辺には大型商業施設の阪急西宮ガーデンズがあります。

駅から連絡デッキでアクセスでき、ショッピングや飲食などを楽しめるエリアです。阪急の公式案内でも、西宮北口駅から阪急西宮ガーデンズへ連絡デッキでアクセスできることが案内されています。

鉄道の乗りつぶしだけでなく、沿線を観光したい場合にも立ち寄りやすい場所です。

阪急今津線に乗って感じた魅力

阪急今津線の魅力は、都市近郊の住宅地を走る身近な路線でありながら、宝塚・仁川・西宮北口・今津という、それぞれ特徴の異なる街を結んでいることです。

宝塚大劇場を背景に武庫川を渡る列車。

住宅地をゆっくり走る今津線。

阪神競馬場を訪れる人で賑わう仁川駅。

阪急電車の主要駅の一つである西宮北口。

そして阪神本線へ接続する今津駅。

わずか9.3kmの路線ですが、駅ごとに違った表情を見ることができます。

また、臨時急行や5000系の特徴的な車内など、鉄道ファンが注目したくなるポイントもあります。

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