高野山での観光を終え、極楽橋から大阪・なんばへ戻ります。
その帰路を単なる移動時間にせず、最後まで旅として楽しむことができるのが「GRAN 天空」です。
今回は2号車のワイドビューシートに乗車。高野山の山深い景色から、徐々に街並みへと変わっていく車窓を眺めながら、なんばまで約1時間30分の旅を楽しみました。
GRAN 天空は、高野山観光の「帰り道」まで特別な時間にしてくれる列車でした。
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2号車ワイドビューシートから見る「山から街へ」の車窓が楽しい
① 極楽橋を出発
高野山での観光を終え、極楽橋駅から乗車しました。
高野山ケーブルで高野山駅から極楽橋駅まで下ってきました。すでにホームにはグラン天空が停車していました。金剛峯寺の華やかな雰囲気と七夕の短冊が飾られ、夏らしい雰囲気がただよっていました。
▶高野山ケーブルの情報はこちら⇒【南海電鉄鋼索(こうさく)線】極楽橋〜高野山を5分で駆け上がる!南海高野山ケーブルの旅

グラン天空の正面(後部)です。発車10分前までは車内清掃中でした。

乗車までの間にとなりのホームから先頭部分に移動して、前面から編成全体を撮影しました。グラン天空は4両編成です。先頭の4号車がグランシート・グランシートプラス、3号車がロビー・ラウンジ、2号車がワイドビューシート、1号車がリラックスシートとなっています。

今回乗車する2号車の側面です。ワインレッドの車体に優美に羽をひろげたようなデザインに、高野山に咲くシャクナゲと南海なんば駅の駅ビルに咲くアカンサスといって沿線ゆかりの植物をあしらっています。

いよいよ乗車です。今回は2号車ワイドビューシートに乗車です。

② 高野山の山岳区間
極楽橋を出発すると、まず高野線ならではの山岳区間を走ります。ここから九度山駅までは連続50パーミルの下り勾配で、急曲線・トンネルも多く車輪がきしむ音を響かせながら下っていきます。写真は紀伊細川駅付近の車窓です。集落が駅からはるかに下にみえます。

高野山で過ごした時間を思い出しながら、列車は山を下っていきます。
③ 九度山駅に停車(橋本方面へ)
山を抜けるにつれて、徐々に住宅地や平地が増えてきます。

グラン天空は九度山駅に停車します。運転上の目的は反対側(極楽橋ゆき)の列車(特急こうや号でした)との行き違いのため、もう一つは真田幸村由来の場所にある駅だからです。

屋根の軒下に真田六文銭の布が飾れれています。

九度山駅に停車するグラン天空なんばゆきです。ここからは橋本ー河内長野間は山越えとなりますが、河内長野から先は大阪府内の都市近郊路線となります。

④ 大阪の街へ
さらに進むと、住宅地が増え、やがて大阪の都市風景へ。そして最後に、なんば駅に到着しグラン天空の旅は終わりました。高野山の山深い景色から、徐々に街並みへと変わっていく車窓を眺めながら、なんばまで約1時間30分の旅を楽しみました。
2号車ワイドビューシートは車窓を楽しむのにぴったり
ここでは、今回実際に乗った2号車を紹介します。

2号車は車窓を楽しむことがメインの車両です。なんば向きで左側(高野山向きでは右側)の座席が窓にむいているので車窓が見やすくなっています。シートは2人がけのシートです。一人単位で座席指定できますが、できれば二人で予約したほうがいいと思います。
このグラン天空では4号車のグランシート・グランシートプラスも同様の座席となっています。

反対側の座席です。向かい合わせの座席となっています。

2号車のワイドビューシートに座ると、目の前には大きな窓。その窓越しに、高野山の山深い景色が流れていきます。

車内を歩いてみるとGRAN 天空のこだわりが分かります
それでは2号車以外の車両も見てみます。ただし4号車は4号車利用者以外は入ることができませんでしたので撮影できていません。
1号車です。リラックスシートとよばれています。座席は一般的なクロスシートとなっています。1列に座席が1+2の3座席となっていてゆったりしています。

3号車はロビー・ラウンジとなっています。ここでは4号車の乗客に食事もしくはスイーツ(いずれも事前予約したもの)をお出ししてから、1・2号車の乗客むけに軽食・飲み物・グッズ販売をしています。

3号車の手洗い所に設置されている錫製手洗い鉢で作られた洗面所です。江戸時代の大阪に伝わる伝統工芸もとりいられています。

同じく3号車のラウンジの窓です。木材をハンドメイドの作り上げた美しいデザインの窓です。

高野山の旅を締めくくる列車として楽しめる
GRAN 天空で極楽橋を出発すると、車窓には高野山の山々が広がります。列車が山を下るにつれて、森林、渓谷、住宅地、そして大阪の街へと景色は少しずつ変化していきました。
そして、なんばに到着。
高野山での観光はここで終わりますが、GRAN 天空に乗ったことで、その帰り道まで旅の思い出になりました。高野山へ行くなら、行きだけでなく帰りの列車にもこだわってみる。
それも高野山旅行を楽しむ一つの方法ではないでしょうか。
ダイジェスト動画もご覧ください
今回の極楽橋⇒なんばの乗車の様子(主に車窓)をご覧ください。紀伊山地の山岳路線の様子、九度山駅での特急こうや号との行き違いシーンは必見です。


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